2022/11/17 11:25

こどもたちへの伝え方、 叱り方が難しいとのお悩みをよく聞きます。


叱る場面とはどんな場面でしょう。

0~3歳児位の年齢では主に、危ないことをしてしまったとき

4~6歳位では自我もしっかり芽生え、他者(家族やともだち)との関わりの中で相手を傷つけてしまうことなどもあるでしょう。


そんな時、よく言われているのは“感情的に怒ってはいけない”ということ。

こどもに恐怖を与えるだけで、こどもに伝えるというよりは大人の感情の爆発をぶつけてしまうことになってしまいますよね。ではそんな風に伝えたらよいでしょうか。


例えば・・

・道路に飛び出してしまった(危険) → “道路に急に出たら車とぶつかってしまうからあぶないよ”と具体的に危ないことを伝える


・ともだちを叩いてしまった(相手のあるトラブル) → “どうしたの?”とまずその子の思いを丁寧に聞き、その上で“〇〇ちゃん(相手)はこう思っていたのかな?いやだったかもしれないね。でも叩くことはいけないね”と相手の気持ちも代弁しながら間に入り橋渡しをしながら伝える


年齢や場面によって伝えかたは変わってくると思いますが、大人の都合で叱るのではなくこどもの心に寄り添って目線を合わせ向き合えるといいですね。


とはいっても感情的になってしまうこともあるはず・・そんなときは【親としての感情コントロール】の回でもご紹介した方法も試してみてくださいね。


そして大人も間違うこともあるはず、素直に“ごめんね”と謝る姿もこどものこころに響くはず・・

“ありがとう”と“ごめんね” 親子間であってもお互いを一人の人間として尊重し、素直に伝えあえる関係でありたいですね。