2022/10/27 15:13
こどもたちとの日常の中でついつい口や手を出してしまうことは多いのではないでしょうか。 着替えをしようとしているけど、つい手伝ってしまう、 先回りして用意してしまう、 そんな“過保護”。 こどもが自分で解決できることに手出し口出ししてしまう、 この子のためとなんでも親が選択して決めてしまう、 そんな“過干渉”。 似ているようで異なるこの2つ。 過保護は決して悪いだけではないと言われています。親が欲求に応えてあげることで、こどもは「自分の願いを叶えてくれた」と満足し、自然と自立への道を進んでいくという側面もあるからです。(とはいえ、その年齢で身に着けた方が良い様々なことを経験しないままになってしまうという弊害もあります) 過干渉は親の心の奥に「自分が思い描く理想の子どもに育てたい」というコントロール願望が潜んでいると言われていて、後に他者からの評価に過敏になり、ほめられることばかりしようとしてしまう子になってしまったり、アイデンティティの確立に影響を与えてしまうこともあります。 どちらもこどものために・・という思いがあることは確かですが、やはりこどもの育ちを阻害することは避けたいですよね。 こどもたちが自分でしようとする力をよかれと思って奪ってしまう、それを無意識にしてしまうこともあります。 こどもをいつもまんなかに、それはCoannaの核となる思いです。 この思いを親御さんと共有し実現することでこどもの育ちを本当の意味で見守り支えることができるようになればと願っています。